こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
近年男性女性関係なくダイエットをすることが珍しくなっていますが、間違ったダイエットをしたせいで健康リスクが高まることも知られるようになりました。
今回はそのなかでもネットで再度話題になった「シンデレラ体重」は今後の生活にもかかわるくらい恐ろしい話もあったので紹介したいと思います。
体重重視のダイエットは危険!シンデレラ体重による健康被害の可能性
ニュースによると20年前から提唱されていた「シンデレラ体重」がネット再び話題になっているようで、内容が内容なだけにダイエットにいそしんでいる人たちは特に注意してもらい話です。
ちなみに:シンデレラ体重って?
シンデレラ体重は「身長(m)×身長(m)×20×0.9」で割り出された体重で、提唱元によるとこの体重が美しく見える理想体重とされています。
シンデレラ体重はBMI数値だと低体重の18
ダイエットをしている人の多くは「体重を減らしたい」「細くなりたい」などの願望から実行する人が多いですよね。
特に女性は美しくなりたい・キレイになりたいためにダイエットをする人は珍しくなく、そのため過度な食事制限や運動などによって健康状態が損なわれているなんていうの耳にしたことはないでしょうか?
そんな健康状態にかかわる数値として肥満度を表すBMIがあり、医学的に最も病気のリスクが少ないBMIを22として標準体重または適正体重とされています。
そのBMIにシンデレラ体重を当てはめると標準体重からかなり下回る18となり、健康リスクが心配される数値です。
若い女性で「やせ」が多いことは厚生労働省が毎年全国レベルで実施している国民健康・栄養調査で示されています。平成17年(2005年)に行われた調査によると、20年前(昭和60年)と比べて、肥満度(BMI)が18.5未満の「やせ(低体重)」が20代女性では5.8%・30代では14.2%・40代では4.2%増であることが分かりました。
女性の「やせ」が増えている背景には、食生活や生活スタイルの多様化・各種メディアに露出しているタレントがやせているため「やせているほうがいい」という価値観の普及・氾濫した様々なダイエット法など種々の因子が影響を及ぼしていると考えられています。そして誤ったダイエットなどによる偏った食生活は、鉄欠乏など潜在的な栄養不良のリスクを高めます。
(中略)
さらに「やせ願望」が深刻化すると、「神経性食欲不振症(拒食症)」や「過食症」を招く恐れがあります。いずれも摂食障害ですが、前者は太ることを恐れて食物を避けるために極端な痩せを伴います。多くは思春期から青年期早期にかけて発症すると考えられています。後者は週に数回・数ヶ月間にわたる過食と、体重増加を防ぐための不適切な代償行動(嘔吐、下剤の使用など)の両方が存在し、拒食症よりは発症が遅い傾向があります。
出典:若い女性の「やせ」や無理なダイエットが引き起こす栄養問題(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-006.html)
このようにただ体重を減らすだけだと健康リスクが高まり、今後の生活に多大な影響を及ぼすことからも過度なダイエットが危険ということが理解できるでしょう。
健康リスクを回避してダイエットするためには
このように体重を重視したダイエットが危険なことから理想なのは健康を維持しつつダイエットをすることになります。
その方法のひとつとしてこちらのニュース記事では「高たんぱく+低糖質」の食生活を心がけ、必要な栄養素が不足しないようにしつつ食後の運動をするというものが紹介されています。
近年の低糖質ダイエットブームもあって「なるほど」と感じる人もいるかと思いますが、特にたんぱく質は十分に摂取していないと身体の筋肉量が低下して代謝が悪くなり、太りやすく免疫力も低下するといったリスクがあるからこそ外せない栄養素。
栄養バランスも注意しながらダイエットというのは難しいところもありますが、今後の健康的な生活のためにも必要最低限の栄養摂取はしておきたいところです。
まとめ
シンデレラ体重は医学的に最も病気のリスクが少ない体重よりも下回っていることから健康リスクが心配される体重でもあります。
近年女性のやせ願望が続いていることから広がったシンデレラ体重ですが、健康リスクが高いとなると避けておきたい問題です。
やせたいという希望はあっても健康を代償にしてまでやるのは自分には無理だと悟った、くー。なのでした。
画像提供元[かわいいフリー素材集 いらすとや]