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【毛食症など】急死する危険性があるラプンツェル症候群を知らないときになってた話

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こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

今日も日課のニュース巡りをしていたら「これは他人事ではない」と危機感を覚えた衝撃的なニュースを見つけました。

 

 

毛食症で16歳の少女が急死。死因はラプンツェル症候群由来の穿孔性腹膜炎

 

ニュースによるとイギリス在住の少女が突然体調を崩して病院に搬送されたものの、亡くなったといいます。

検査の結果、胃にボール状になった毛髪の塊が発見され、家族から少女には毛食癖があったという話もあり、死因は『ラプンツェル症候群』由来の『穿孔性腹膜炎』と特定されたとのことでした。

毛食症は抜毛症と併発して起こることがあり、おそらくこの少女もそうだったのではないかと個人的に考えています。

そう考えた理由としては自分もこの毛食症と抜毛症の症状が一時期出ていたからです。

今では毛食症と抜毛症の症状はありませんが、あったときは本当に大変でした。

その体験については記事の〆の部分でお話しするとして、今回は少女の死因となったラプンツェル症候群について調べてみました。

 

ラプンツェル症候群は毛髪を食べずにいられない異食症

 

名前に付いているラプンツェルはグリム童話に出てくる『髪長姫』に出てくる主人公が由来となっています。

ディズニーアニメにもなったこともあり、ラプンツェル自体は知っているという人も多いかと思います。

ラプンツェル症候群は自身の毛髪を抜いてしまう抜毛症と抜いた毛髪を食べてしまう毛食症が併発してしまっている異食症のことを指します。 

毛髪は消化器官で消化されることがないため蓄積され、今回紹介したニュースのように身体へさまざまな負担がかかり死に至ることもあります。

 

最悪の場合、死に至ることもある恐ろしい病気

 

ラプンツェル症候群は食べてしまった毛髪がいろんな形で病気を引き起こすことが確認されています。

毛髪が毛玉になったことで毛髪胃石を引き起こし胃潰瘍になったり、毛玉が腸で詰まることでイレウス(腸閉塞)になったりする可能性もあるとのこと。

本来食べるものではないという点からもおなかを壊してしまうだけに終わらない危険な病気ということが分かりますね。

 

ラプンツェル症候群の原因は精神的なストレスと強い不安

 

ラプンツェル症候群になる原因は精神的なストレスと強い不安といわれています。

元となる抜毛症は思春期の若い女性に多いとされており、自分自身も症状があったころストレスや不安を感じていたため納得できる内容でした。

 

ラプンツェル症候群の名前を知らなかったときになってた話

 

冒頭あたりでもお話ししましたが、自分はおそらくラプンツェル症候群になっていたであろう時期がありました。

それは大体いまから10年くらい前の話になります。ちょうど大学を卒業して新卒で社会人デビューしてしばらく経ったころでしょうか。

気付いたら無意識に自分の髪を引き抜いており、また気付いたらその抜いた毛髪を口に入れていました。

無意識なので正直「なんでそうなったの?」と言われても分かりません。

ただ、ラプンツェル症候群の原因である精神的ストレスや強い不安がちょうど時期的に重なっていた覚えがあるため、おそらくそうだったとしか言えません。 

新しい環境に慣れようとしてギャップに悩んだり、まだ社会人駆け出しだったことから社会の当たり前をうまく消化できなったりと、まぁ新社会人でよくあることがいろいろありました。 

抜毛症は毛髪を抜くことが快感になってクセになっているという話を見ましたが、いまいち自分はピンときませんでした。もしかしたら無意識な状況下で毛髪を抜くのが快感になっていたのかもしれません。

ただ、どうしても毛髪を抜いてしまう、どうしても毛髪を口に入れてしまうというのは数ヶ月続き、家族に髪が薄くなっていることを指摘されるようになったころ、やっと止めることができました。

周りが気にしているという環境のおかげだったのか、あれから無意識に髪を抜くことも口に入れることもなくなりました。そういう意味では当時一人暮らしをしていなくて良かったと思います。

もし一人だったら抜け出せずにいたかもしれないと考えると、今回見つけたニュースのように命にかかわる問題にまでなっていた可能性もあります。そういうことからも家族に救われたエピソードでもありました。

 

まとめ

 

抜いた毛髪を食べてしまうラプンツェル症候群は精神的なストレスや強い不安が原因といわれている病気です。

本来食べるものではない毛髪を食べることで身体にさまざまな負担がかかり、最悪の場合は死に至ることもあります。

ラプンツェル症候群は自分自身だけでは解決するのは難しい問題のため、家族以外にカウンセラーや医師に相談することも考える必要もあります。

もしこの症状が出ているという方はまず誰かに相談することから始めてもらいたいと願う、くー。なのでした。

 

画像提供元かわいいフリー素材集 いらすとや

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