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【注意喚起】こたつで居眠りが命取り!ついやってしまう行動が危険な理由

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こんにちはー、くー。です(`・ω・´) 

寒波によって寒さが冷え込む時期、日本には古くからこたつや湯たんぽなどの暖房器具が使われていますよね。

特にこたつはその暖かさから、ついつい寝てしまったという人も多いことでしょう。しかしそのついやってしまいがちな行動が実は最悪死につながることがあるということをご存知でしょうか?

 

 

冬の救世主が思わぬ刺客⁉ こたつに隠された危険性

 

冒頭紹介したニュースではこたつで寝て心筋梗塞で亡くなったというツイートが取り上げられており、脳梗塞でも亡くなったケースも多いといいます。

「ただ寝ていただけなのにどうして?」と多くの人が疑問に感じているでしょうが、実は冬の救世主と思っていたこたつには無条件に良いものではなかったのです。

 

こたつの危険性①こたつの熱で生じる脱水症状

 

人間は普段気づかないうちに汗をかいており、寝ているときも汗をかいているため朝起きたときに水分補給をすると良いといわれています。

何もしていなくても汗をかいているということは暖かい熱を感じるこたつは更に汗をかいてしまうということ。そうして徐々に体内の水分が減っていき脱水症状になってしまうというのです。

 

こたつの危険性②脱水症状から生じる脳梗塞や心筋梗塞

 

次に問題なのが脱水症状によって起きる血流の問題です。

水分が体内から失われるということは血液中の水分も同様に起きるということ。水分が失われれば血流が悪くなり、血栓ができることで脳梗塞や心筋梗塞につながってしまいます。

冒頭で紹介したニュースでこたつで寝て亡くなってしまうケースはこの脱水症状から起きる血流の問題が要因と考えられ、寒い時期に手放しにくい暖房器具とはいえ注意しておきたい内容です。

 

こたつの危険性③熱に長時間当たって起きる低温やけど

 

低温やけどは使い捨てカイロや湯たんぽなどで知っているという人もいるかと思いますが、こたつでもこの低温やけどの危険性があることをご存知でしょうか?

低温やけどは体感でそこまで熱くない温度でも長時間同じ部分に熱が当たっていると皮膚がやけどしてしまうというものです。

具体的な数字だと44℃では3時間から4時間、46℃だと30分から1時間同じ部分に熱が当たっているとできるといわれており、特に子どもや高齢者の場合、皮膚が薄いため重症化する可能性が高いとされています。

一般的なやけどで見られる水ぶくれや痛みがないことから低温やけどを軽く見てしまう人も多いですが、長時間熱が当たっている分、深いやけどになっていることも珍しくないため寒さが厳しい時期だからこそ知ってもらいたい話といえます。

出典:

消費者への注意喚起 2015年|消費者庁http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/2015.html)「2015年11月18日 高齢者のやけどにご注意ください!(PDF)」

消費者への注意喚起 2017年|消費者庁http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/2017.html)「ゆたんぽを安全に正しく使用しましょう! -低温やけど、過熱、漏れなどの事故を防止しましょう-(PDF)」を元に作成

 

気づきにくい危険を回避!こたつで気を付けておきたい3つのポイント

 

このようなこたつには気づきにくい危険がいくつかあり、その危険を回避するためにも以下の3点に気を付けてもらいたいと思います。

 

こたつで気を付けておきたいポイント①こたつで寝ない

やはり一番の要因となる「こたつで寝ない」ことが大切です。その暖かさから「こたつむり」なんていう言葉も耳にすることもあるくらい、こたつは寒さがきびしい時期は特に魅力的なアイテムでしょう。

しかしそれによって命を落とす危険性もあることから頭の片隅にでもこたつの危険性を覚えておいてもらいたいですね。

 

こたつで気を付けておきたいポイント②熱くなくても水分補給を忘れない

こたつで知らないうちに水分が失われてしまうことからこまめな水分補給も気を付けておきたいポイントとして挙げられます。

熱い時期に比べて汗がかきにくい環境でも知らないうちに体内の水分は失われていくことからも油断せずにしっかり水分補給を忘れないようにしましょう。

 

 

こたつで気を付けておきたいポイント③熱に当たったままの状態を避ける

低温やけどは長時間同じ部分に熱が当たることでできてしまうため、こたつの中にずっと入ったままという状態は低温やけどになる可能性が高くなります。

そのため適度にこたつから出たりこたつの電源を切るなど身体の同じ部分に熱が長時間当たったままにならないよう工夫することが大切です。

こたつ以外にもこちらの小型ヒーターのように首ふり機能付きの暖房器具を使うことで空間が暖かくなるだけでなく熱による肌の乾燥や低温やけどの危険性を避けることができます。

 

 

まとめ

 

こたつはついついその暖かさに離れにくいと感じる人も多いと思います。しかし何もしないでずっと使っていると脱水症状や低温やけどなど体調不良につながります。

特に脱水症状は脳梗塞や心筋梗塞といった命にかかわる危険な症状へ発展する可能性があることからも水分補給などの対策を忘れないでほしいと思う、くー。なのでした。

 

画像提供元かわいいフリー素材集 いらすとや   

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