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彼の言う玉子焼きが玉子焼きと保証されていないワケ

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こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

今日からニュース関連以外に日常から考える小話も記事にまとめてみることにしました。そんなキッカケを作ってくれたのが今回の話にある『玉子焼き』の話です。

 

 

玉子焼きという言葉から知ったギャップ

 

「玉子焼きを作る」

ある日の朝、彼は朝食に玉子焼きを作ると台所に立っていた。この言葉に彼女は何の疑いもなく聞いていたという。

 

「焼いてから醤油かける?」

彼はそう彼女に聞いたそうだ。しかしここで自分は違和感を感じた。というのも玉子焼きは既に焼く前に味を付けているものという認識があったからだ。

 

「玉子焼きは味付けてから焼くものじゃない?」

彼女もそうだったらしく、自分と同じ意見を彼に質問したそうだ。その内容はいたって普通の言葉だったが、彼は驚きの声を上げたという。

そしてよくよく彼の話を聞いてみると、彼の言う『玉子焼き』は彼女と自分にとっての『玉子焼き』は大きくかけ離れたモノだったのだ。

 

その内容というのが、彼の言う玉子焼きは『目玉焼きの黄身の部分を潰して焼いたもの』であり、対して彼女と自分の言う玉子焼きは『玉子が何層にも巻かれて焼かれたもの』だったのだ。

 

その言葉が示すものが必ず一致しないという話

 

これはある朝に起きた日常の一コマなのですが、まぁいたって普通の話だと思います。

そんな話の中で世の中で普通に使われている玉子焼きという言葉が人によっては形も違う何かになるというのは個人的にちょっと意外な話でした。というのも、これに関しては育った地域や環境などが関わっていそうですが、こうも違ったのは初めてのことだったからです。 

よくある玉子焼きの話であるのは味付け問題です。砂糖派なのか塩派なのか、はたまたマヨネーズなど味付けに関していろいろ出てくるかと思います。しかし今回出てきたのはまさかの形状問題。どうしてそうなった。

 

改めて調べた玉子焼きと彼の理由から考えること

 

ということで改めて玉子焼きを調べてみたところ、溶いた鶏卵を調理器具で焼きながら筒状にしたものまたは兵庫県明石市の郷土料理である明石焼きを指す言葉として書かれていました。

この時点で彼のいう玉子焼きは一般的な玉子焼きではなかったわけですが、自分は別の部分が気になっていました。それは彼と玉子焼きについての答え合わせをしたときに出た「卵を焼く料理は全部玉子焼きだと思う」という言葉でした。

言葉の意味は実際にそうなのかは現時点ではおいて、玉子焼きの字のまま読めば、たしかに彼の言うようなモノと捉えることができます。

 

そしてその言葉に改めて言葉の取り方について自分は考えさせられたのです。言葉は定義されているものの捉え方によっては違うものになってしまう、まるで生き物のような存在です。

それゆえにその言葉をそのまま受け取る人もいれば言葉の裏を考える人など10人いれば10通りの解釈が出てきます。それは人間だから当たり前のことでしょう。

しかし、それを好意的に見るのか、否定的に見るのかで話は違ってきます。そういう点で言葉の扱い方というのがどれだけ難しいのか自分は考えされられたのです。

 

まとめ

 

ということでちょっとした日常からいろいろ考えた話でした。最近では日常のちょっとしたことでも疑問に感じることが所々出てきている関係で頭を整理するがてら記事に書いていこうかと思います。

あと余談ですが卵と玉子の漢字の書き分けとして鶏卵に限って一般的には生の状態が卵、調理されたものが玉子と区別されています。

ちょっとした違いでも別の字があてられる日本語はいろんな意味で面白いなぁと改めて感じた、くー。なのでした。

 

画像提供元フリー写真素材ぱくたそ

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