【2017.12.28にリンク追加しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
ここ最近類を見ないレベルで現在ネット上で騒ぎが起きています。
まだ不確定要素がある状況ですが、現在どんな経緯でこのような状況になったのかなども踏まえて今回はそれについてお話しようかと思います。
- アニメけもフレ監督が降板ツイート。SNSから飛び火したものたち
- たつき監督が作ったアニメ『けものフレンズ』って?
- けものフレンズ監督降板が騒がれている理由
- 騒動の発端であるKADOKAWA関連に起きたこと
- SNSによる発言力を感じた今回の騒動
- KADOKAWA側の発表がありました
- まとめ
アニメけもフレ監督が降板ツイート。SNSから飛び火したものたち
ニュースによると大人気アニメ「けものフレンズ」のたつき監督がアニメ制作から外れるというツイートからこの騒動が始まったとのこと。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
— たつき/irodori (@irodori7) 2017年9月25日
※Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載しています。
舞台やテレビドラマでも「主演が降板」など降板によってその作品に大きな影響を与えることが一般的によく知られています。
しかし今回の降板の話はあきらかにそれ以上の影響が周囲に出ていることが形になって表れている状況なのです。
たつき監督が作ったアニメ『けものフレンズ』って?
『けものフレンズ』は、けものフレンズプロジェクトによって作られている3Dアニメ作品です。
2017年の1月から3月までテレビ東京などで放送され、その年の夏休み期間には再放送されるほどの人気のアニメです。
再放送最終回となる8月29日はちょうどミサイル報道で放送中止が心配されていた中、ニュース速報をけものフレンズ放送時間ギリギリ終わらせ、放送するという対応も話題になりました。
けものフレンズのストーリーなどの内容
話の舞台は動物が人間の姿をしている「フレンズ」と呼ばれる少女たちが暮らしているジャパリパーク。
このジャパリパークに迷い込んでしまった少女の正体と仲間を探すという目的で始まるフレンズたちとの冒険と旅の話が描かれています。
ストーリーでは冒険や旅の中で動物のいろんな特性などを話を通じて知ることができ、話の合間に挿入されるアイキャッチでは動物に詳しい飼育員などの人たちが登場する動物について30秒で解説してくれるというコーナーもあります。
そのため動物を知る教育の一環としても見ることができ、小さいお子さんも楽しめる構成になっています。
芸能の有名アーティストも大絶賛の音楽
けものフレンズはキャラクターやストーリーだけでなく音楽も人気で有名アーティストの星野源さんや平井堅さんがラジオやテレビでベタ褒めしたことでも注目されたアニメです。
それの影響もあったか分かりませんが、音楽番組で有名なミュージックステーションに曲を歌ったグループ『どうぶつビスケッツ×PPP』が2回も出演するという驚きの実績もあります。
けものフレンズ監督降板が騒がれている理由
もともと、けものフレンズプロジェクトはアニメがスタートする前にアプリゲームやマンガなどのメディアミックスの形で展開しており、アニメもその一環で始まった経緯があります。
アニメ放送開始前に発表されていたこれらのメディアは大きくヒットしていなかったことからアニメもあまり注目されていませんでしたが、ネット上のツイッターなどで話題になったことで一気に人気になりました。
話題になった理由はストーリーなどの内容以外に、たつき監督一人が多くの役割を担当して低予算でアニメを作り上げたというのがあります。
そのため多くのファンはアニメ版のけものフレンズ=たつき監督の作品という印象が強く、その監督が降板するということで大きく話題になっているという経緯があります。
騒動の発端であるKADOKAWA関連に起きたこと
ツイッター上で確認されたものだけでもその数は多く、内容を端的に書くと
- KADOKAWAの上層部へ批判の声
- ツイッタートレンド(世界)のトップに「たつき監督」
- たつき監督復帰の署名運動が始まり、一晩で2万人も超える
- カドカワの株がPTS(株の夜間取引)で5%下落(翌日は前日比一時3%下落)
- 関連のニコニコ動画のプレミアム会員退会が相次ぐ
予想以上にすごいことになっていました
SNSによる発言力を感じた今回の騒動
ツイッターなどのSNSの登場で自分自身の発言がしやすくなったこともあってか、今回一晩でいろんな騒動が起きたことが確認されました。
と言っても、この記事を投稿時点ではKADOKAWA側の正式発表はまだされておらず、今後どうなるかまだ分からない状況にあります。
そのためKADOKAWA側の発表を待つのが第一だと思いますが、この騒動は収拾できるのかというのも気になるところです。
気になるのは拡散されたファンの行動力が暴走しないかどうか
今回の騒動はファンの人たちの思いがSNSが持つ拡散力を最大限に使って現在の状況に発展したと考えられます。
たつき監督の作る作品がいかに多くの人たちに愛されていることが分かる騒動ですが、その愛ゆえに暴走に発展しないか心配でもあります。
文章の受け取り方は人それぞれであり、発言者の思いとは違う捉え方をされることもあります。
今回の発言が一体どんな意図を持って出されたのか、どういう思いでツイートしたのかは監督本人しか知りえないことです。
そのため、たつき監督の思いとは違う方向に事が動いてしまわないかと自分は心配しながら騒動を見ています。
このことから何が真実なのか情報が揃うまで待つというのも現代の情報社会で生きるために必要なことなのかもしれません。
KADOKAWA側の発表がありました
「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関するご報告を『けものフレンズプロジェクト公式サイト』NEWSページに掲載致しました。https://t.co/kflyM24ABJ#けものフレンズ
— けものフレンズ@公式アカウント (@kemo_anime) 2017年9月26日
※Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載しています。
これまで正式発表がなかったKADOKAWA側からの騒動について書面での回答がありました。
けものフレンズ公式サイトにもその内容が書かれていますが、KADOGAWA側の話ではアニメ制作を担当していた制作会社のヤオロヨズ側(たつき監督が所属している会社)に提示した条件が受け入れられないとして辞退したいというものでした。
たつき監督はカドカワ側からの指示でけものフレンズのアニメ制作から外れるという発言をしていたのに対し、KADOGAWA側はたつき監督が所属している制作会社が辞退したいと言った。
これは明らかに矛盾している内容です。
まだお互い話がうまく伝わっていない可能性もありそうですが、まだこの騒動が終わることがなさそうな予感がするのは自分だけではないはずです。
【追記:2017.10.04)新しい発表がありました】
まとめ
大人気アニメ「けものフレンズ」の監督が降板することになり、その発言でさまざまな騒動が巻き起こっています。
しかし現在まだ企業側からの正式発表がないため判断が難しい状況であり、発表を待って今後の方針について考えることが大切だと思います。
この騒動でSNSなどの発言力のすごさを目前で見ることで実感した、くー。なのでした。
画像提供元[かわいいフリー素材集 いらすとや]