こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
先日 フジテレビ系番組「セブンルール」の中で人気漫画『ワンピース』についての一部コメントが話題になっているというニュースを見つけました。
ワンピース自体は国民的人気漫画ということもあり、話題になるのは分かりましたが、問題はその話題になったコメントです。
それはワンピースを読んでいないと「この人は血が通っていない人間」と思われるという、個人的に何を言っているのかよく分からない内容だったからです。
読んでいないとおかしい?『ワンピース』は宗教なのか?
ニュースではテレビ番組内で人気漫画『ワンピース』の熱心なファンについて、お笑い芸人のオードリー・若林正恭さんが「ワンピースって読んでいないと血が通って良いない人間みたいな言われ方しません?」と心情を吐露したことが書かれており、初見ではよく意味が分からないでいました。
おそらくそんな心情になるキッカケをつくったのはワンピースの一部ファンの問題なんでしょうが、どうしてそんな話になってしまったんでしょうか?
ワンピースこと『ONE PIECE』について
ワンピースは週刊少年ジャンプで連載している人気漫画。単行本世界累計発行部数が4億3000万部を突破していることから日本だけでなく世界各国からも人気を集めている。
ファン層の広がりからいろんなコラボが続いているワンピース
ワンピースは確かに漫画からアニメから人気になったこともあり、食品や洋服など多彩なコラボがこれまでたくさんありました。
特に日本の伝統芸能である歌舞伎とコラボした『スーパー歌舞伎Ⅱワンピース』も現在公演中ということもあり、なんでもコラボする勢いを感じるくらい生活の中でワンピースを見かけることが多くなりましたよね。
娯楽の考え・発行部数が多いものを読んでいないのはおかしいのか?
このワンピースに関するニュースを見て、自分は少し前にワンピースに関する興味深いツイートを思い出しました。
内容は「1億部も刷られているのに読んだことがないの?」といった人に対して「聖書は4000億部刷られているけど読んだことあるの?」と返したいうもので、このツイートを見た当時は返答として秀逸すぎると感じたものです。
おそらく、最初に疑問を投げかけた人は「発行部数が(億単位ということもあり)一国の人口くらい多い=すごく人気で誰もが読んでいるはず」という認識があったのではないかと思います。
といってもそれが「絶対に読まないといけない対象」だったわけではないことが聖書のくだりにつながったのでしょう。
娯楽の強制は娯楽になるのか?
ワンピース自体は漫画というジャンルから娯楽に分類されるかと思いますが、娯楽に関して「〇〇してないなんておかしい」というのは正直考えの押し売りのように感じてしまいます。
もし「〇〇がいま人気で世界中で流行っているんだよ」程度であれば「へー、そうなんだ」で適度に対応はできるでしょう。
しかし「〇〇が流行ってるのに〇〇してないの?」と言われて嬉しいと感じる人はそんなにいないと思います。
娯楽や趣味はその人の好みによって左右されるものですし「みんながそうだからあなたもそうだよね」と言われてすぐ対応できる人は逆にスゴイと自分は考えます。
つまり:早い話が『考えの押し付けは良くない』ということ。
その人にとってワンピースがスゴイものであっても他人にその考えを押し付けるのは良くないです(もちろん、この考えに関しては「そういう風に見てる人がいる」程度に読んでもらえばと思います)
国民的漫画といっても誰にも好みがあり、苦手とするものがあります。
そして押し売りされたせいで苦手意識を持ったという事例もニュースを見ているかぎり感じられたのでこういう場面でも人と人との会話の難しさを痛感することになりました。
まとめ
世界中で人気になった漫画『ワンピース』について提示されたあるコメントはワンピース以外でもありえる内容となっていました。
世の中の多くの人がやっていることをやっていないと変な目に見られるというのは昔からありますが、趣味や娯楽で人に迷惑かぎり自由なことができれば良いのにと感じた、くー。なのでした。
画像提供元[かわいいフリー素材集 いらすとや]