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便利だけど要注意!ジッパー付ポリ袋の忘れがちな危険性

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こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

いまではジッパー付ポリ袋を使っての冷蔵・冷凍保存が一般的になりましたが使い方によって健康被害につながるというニュースを見つけました。

今回はそんなジッパー付ポリ袋の注意したいポイントについて調べてまとめてみました。

 

 

保存に重宝!いろいろ使えるジッパー付ポリ袋だけど

 

ジッパー付ポリ袋は食べ物以外にものを小分けして整理するのにも使える便利アイテムです。

しかしその多くは食品の冷蔵・冷凍保存で使用されているため今回は調理に関わる部分を重点に置いてまとめていきたいと思います。

 

繰り返し使いまわせるけど衛生面を考えると使い捨て推奨

 

ジッパー付ポリ袋は薄いビニール袋と違って丈夫に作られているため簡単に破れて中身が外に出るということはありません。

そのため使用後に洗って繰り返し使えるというメリットから何回も使いまわしているという人も多いと思います。

しかしニュース記事内では肉の味付けに使った使用済みのジッパー付ポリ袋を洗ったものを検査したところ、食中毒の原因としてよく聞かれる『サルモネラ』が検出されたといいます。

 

【ちなみに:サルモネラって?】

サルモネラはサルモネラ属菌のことで生肉や卵などから汚染することが多い細菌です。

動物の腸管内や川・下水などにも分布しており、感染すると激しい腹痛や下痢・発熱や嘔吐といった症状が現れます。

対策としては肉や卵を十分に加熱(75℃以上1分以上)することと卵の生食は新鮮なもの(賞味期限内のもの)を選ぶようにします。

出典:細菌による食中毒 |厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/saikin.html)を元に作成

 

このようなこともあり、衛生上を考えるとジッパー付ポリ袋に直に食品が触れる場合、使いまわしをしないで使い捨てをすることを推奨されています。

以前使いまわしが原因で食中毒になったという記事を書きましたが、何度も使えるというメリットを優先して安全面でのデメリットを考えないというのはとても危険です。

 

 使いまわしは食中毒になる可能性があるという記事

 

湯せんは状態によっては注意!耐熱温度を超えることも

 

ジッパー付ポリ袋のパッケージに耐熱温度と耐冷温度が表示されていることをご存知でしょうか?

ビニール袋もですがジッパー付ポリ袋にはどのくらいの温度に耐えられるか決まっています。

逆に言うとその温度までは耐えられるのでその温度まで加熱は可能であり、湯せんのような間接的に加熱する調理方法も使用することも可能になっています。

しかし火をかけた状態での湯せんはジッパー付ポリ袋が鍋肌に触れたところが耐熱温度以上になる可能性が大いにあります。

そこから耐熱温度内のお湯で火から下ろした状態であるなど湯せんをするためには使用するための条件をしっかり頭に入れて調理する必要があります。

 

便利だからこそしっかり使い方に注意しよう

 

ジッパー付ポリ袋は長期間保存可能や使いまわしができるなどのメリットから多くの人が利用している便利アイテムです。

その便利さからジッパー付ポリ袋は何でも使えると誤認されてしまいがちになっていますがどんなものにも得意なこともあれば不得意なことがあります。

今回のジッパー付ポリ袋を例にすると使い方を間違えると食中毒になったり袋が熱に耐えられず溶けてしまうなど大変なことになってしまう場合があります。

そのためその便利さを過信しないでしっかり使い方を理解したうえで使用することが大切です。

 

まとめ

 

ジッパー付ポリ袋は食べ物の長期保存で特に重宝する便利アイテムです。

しかしその便利な面ばかり見てデメリットに目を向けないのはとても危険です。

どんなものもしっかり使い方を理解したうえで使用することで安全で楽に使っていきたいと考える、くー。なのでした。

 

画像提供元かわいいフリー素材集 いらすとや

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