【2017.11.21に更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
普段多くの人が使っている筆記用具がありますが、中には1本3000円もする超高価格なのに品薄状態となっているシャープペンシルがあることをご存知でしょうか?
今回はそんな驚きばかりあるシャープペンシルを取り上げたニュースについてお話ししようかと思います。
大ヒットのorenznero(オレンズネロ)1本3000円でも品薄の理由
このニュースではその品薄からプレミア価格が付いている、ぺんてるから発売した『orenznero(オレンズネロ)』の内容が紹介されています。
オレンズシャープペンシルシリーズはシャープペンシルの芯を外に出さないで書くことで芯が折れないというものですが、その最高峰モデルとして登場したのがオレンズネロです。
使う前に1回ノックするだけであとは自動で芯を出してくれる自動芯出し機構があり、芯がなくなるまでずっと書き続けることができるというハイテクを感じる一品となっています。
その一般的なシャープペンシルとの違いから取扱説明書が付いてきたり通販サイトなどでは定価よりも高い値段で見かけるなど、オレンズネロが普通の文房具ではないことを感じてしまいました。
部品は安価なシャーペンの倍以上。手作業であるためコストも高い
ハイテクなシャープペンシルのオレンズネロですが、その価格が高く設定されているのには製造工程上の理由があります。
一般的なシャープペンシルは子どもから大人まで使っていることもあり、100円前後で買える安いものも多くありますが、その安価なシャープペンシルはニュース記事によると部品数が11個ある一方でオレンズネロは28個と倍以上の部品で構成されていることが書かれています。
部品が多ければ組み立てに関わる工程もその分増えることになりますよね。それもオレンズネロはその精密さから手作業で組み立てがおこなわれていることもあり、コストが安価なシャープペンシルに比べて格段と高くついてしまううえに出荷本数も限られてしまうという状況にあるということが分かります。
関連アイテム:ぺんてるのこれもおススメ『グラフ1000(フォープロ)』
ぺんてるのシャープペンシルはオレンズネロ以外にも世界中のプロのデザイナーやイラストレーターに選ばれるくらい人気のものもあります。
それは1986年の発売以降からロングセラーとなっているグラフシャープシリーズの『グラフ1000(フォープロ)』という製図用のシャープペンシルです。
その自然で優れた使用感と疲れにくさから筆記に集中できるなどの理由でグラフ1000(フォープロ)を愛用しているという人も多く、オレンズネロとはまた違ったこだわりを感じることができるシャープペンとなっています。
自分にとって価値のあるものにお金を払って購入するという考え方
人によっては「たかがシャーペンに3000円も払えるか!」という人もいらっしゃるでしょう。
しかし現実には「3000円払ってでも欲しい」という人は大勢存在していました。
人は価値観によってお金の使い方が違います。
その人によって価値のあるものは高くても買いたいと思うものもあるでしょうし、これ以上の値段だったら無理と思うのもあるわけです。
最近では人気の家庭用ゲーム機などの転売問題が取り上げられたこともあり、人から定価以上の値段でも買い取りたいという人は一定数いるのが現実です。
いろんなところにいろんな需要があり、その需要が自分自身と合っているかどうかは別問題なわけですね。
欲しいからお金を支払って購入する。それは誰しも当たり前のことでしょう。
ただそのものが本当に欲しいものなのか、そのお金を支払ってまで手に入れたいものなのかをしっかり考えてたことはありますか?
この1本3000円のシャープペンシルの存在は自分にとっては普段の買い物についても考えさせられるアイテムにもなりました。
まとめ
オレンズネロはそのハイテク機構の存在から部品の多さや手作業での組み立てもあって高価なシャープペンシルとして品薄状況にあります。
しかし最初1回ノックしてから芯がなくなるまで書き続けることができるというメリットに多く人たちが魅力を感じています。
今回の話で人によって見出す価値はさまざまであり、購買意欲の違いも考えさせられた、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]