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意外と身近な有毒生物!ヤマカガシやカツオノエボシなど接近注意

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【2017.12.20に更新しました】

 

こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

長期休暇があるとレジャーなどで遠出をする人も多いかと思います。しかし不慣れな場所だからこそ無知で起きる事故が起きることも少なくありません。

今回はそんな事故によってニュースに取り上げられたヤマカガシなどの有毒生物の事故について少しまとめてみました。

 

 

小学生の男児、ヤマカガシに噛まれて一時意識不明に

 

ニュースでは7月29日に兵庫県伊丹市の公園で小学生の男児がヤマカガシという毒蛇に噛まれて一時意識不明になったという恐ろしい事故が起きたことが紹介されています。

公園に毒蛇ってなかなか怖い話ですが、実はこのヤマカガシのように意外と身近で毒を持っている生き物に出会ってしまうことはよくあることみたいなんです。

 

ヤマカガシは全国に広く分布している蛇

 

ヤマカガシは全国的にも広く分布している蛇で、いない場所は北海道・小笠原諸島・南西諸島だけという国内であれば遭遇する機会が結構ある蛇のようです。

全長は大体60cmから140cm程度で、色は地域や個体によって異なるという特徴もあり個人的には種類を識別するのが難しそうだなぁという感想を持ちました。

しかしそんなヤマカガシか識別する以前に蛇に遭遇したらまずは安全なところに避難するのが第一です。

というのもヤマカガシのカガシは日本の古語で『蛇』という意味があり、ヤマカガシで『山の蛇』という意味になりますが名前に山が付いているものの実は平地や水辺周辺に生息しています。

その理由としてヤマカガシが食べるエサがカエルや小魚・ドジョウなどの水辺周辺に生息してる関係で見かける機会が多く、池や田んぼなど地域によっては普通に見かける可能性があるだからです。

ちなみにエサとしているカエルのなかには毒を持っているヒキガエルがいますが、このヤマカガシは毒持ちでもお構いなしで捕食してしまうといいます。

 

ヤマカガシに噛まれないために

 

このようにヤマカガシは日本国内だと遭遇する機会が結構あり、有毒という点でものすごく危険と感じた方は多いかと思います。

しかしこのヤマカガシ、実は滅多に人を噛もうとしない比較的おとなしめの蛇でこちらが手を出すなどの接触を図らなければ噛まれる可能性は低いといいます。

つまり専門的な知識や道具などもない状態で蛇に向かっていかなければ危険を回避することはできるということになります。

そのため物珍しさに近づいたり掴もうとしたりしなければ事故に巻き込まれずに済むということです。まさに『好奇心は猫を殺す』を思い出す内容ですね。

 

浜辺でも要注意!ゴミと間違えそうな猛毒クラゲ『カツオノエボシ』

 

平地だけでなく夏の時期にたまに浜辺で青いビニール袋のような姿をした『カツオノエボシ』という猛毒のクラゲが落ちているというツイートが話題にもなりました。

海水浴などで海に行く方はご存知かと思いますが、浜辺にはいろんなものが打ち上がっており、海藻や貝殻・角が取れた色ガラスなど内容もさまざま見かけることでしょう。

そんな中にクラゲも見かけることがあるもののひとつで、あのプニプニ感から子どもながらに突っついてみたという方もいるのではないでしょうか?

しかしカツオノエボシの場合、その見た目に反して触ったら大変なことになるため不要に近づくのは避けたほうが良いと思います。

 

カツオノエボシの別名は電気クラゲ

 

カツオノエボシはカツオが本州の太平洋沿岸に到来する時期に海流に乗ってくることと浮き袋がまるで烏帽子のような形状をしていることからカツオノエボシと呼ばれるようになりました。

別名電気クラゲとも呼ばれますが、これは刺されたときの痛みが電気を受けた衝撃のようなものという例え話のため、カツオノエボシが電気を発することはありません。

しかし二度目以降カツオノエボシに刺されるとアレルギー反応の一種であるアナフィラキシーショックを起こしてショック死する可能性もあり大変危険です。

そんなカツオノエボシはパッとみた感じはビニール袋やクラゲなのですが、実はヒドロ虫の仲間で1匹と思いきや実は複数のヒドロ虫が集まっている群生性のクラゲなのです。

 

楽しい海の記憶が悲しい記憶にならないように

 

このように海には危ないものをあり、うかつにも手を出すことはとても危険です。楽しい海の記憶が悲しいものにならないためにも身の安全に注意しながら海を楽しみたいところです。

ちなみにカツオノエボシに万が一刺されてしまった場合海水で洗い流してタオルなどで手で直接触らないように触手を取り除きます。その後、氷や冷水で刺されたところを冷やしながら急いで最寄の医療機関に治療を受けるようにしましょう。

 

身近な危険を避けるために

 

一見安全と思える場所もいつ危険な有毒生物が近づいてくるか分かりません。

そのため土地勘がない場所にレジャーに行く場合は「どんな生き物がいるのか」「避けるためにはどうすると良いか」「対処する方法について」など調べておきたいところです。

また、危ない生き物がいる場所に近づかないことも大事なことです。注意をうながす看板などがあった場合、特にその場所には近づかないなど自分から危険にあうようなことをしないよう注意するのが一番だと思います。

 

 

 

まとめ

 

ヤマカガシやカツオノエボシ以外でも毒を持っている危険な動物は日本国内に存在します。

そのため「珍しいものがあった!」と好奇心のおもむくままに近づくと思わぬしっぺ返しをくらうことになることもあるので身の安全を考えて日々過ごして生きたいと感じた、くー。なのでした。

 

画像提供元フリー写真素材ぱくたそ 

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