【2018.02.25に更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
近年これまでになかった仕事が増えてきていますが、最近ではその仕事とされるひとつ「荷受け代行」のアルバイトによるトラブルが相次いでいます。
簡単なアルバイトとして気軽にお金を稼げるという謳い文句から被害が増大し、今後も似た手口が増えてくる可能性も考えて今回はこのニュースを注意喚起も兼ねて紹介したいと思います。
荷受代行バイト、登録したら個人情報悪用され被害に
ニュースによると本来の依頼主に代わって荷物を受け取るという荷受け代行アルバイトによって詐欺にあった事例が消費生活総合センターに複数報告されているとのこと。
2016年秋に事業者が逮捕されて相談件数が減少していったものの、2017年5月から再び複数相談が寄せられた経緯から今後もまたトラブルが発生する可能性があります。
荷受け代行アルバイトで受けた被害内容は?
荷受代行アルバイトは本来の受け取り主の代理として荷物を預かることで報酬をもらうというもので、受取人が不在時に代理で受け取るという話は家族間などではありえる話です。
ただ、昨今コンビニや郵便局などで受け取りができることを考えると他人にそんなことを依頼するのかと疑問が残る仕事でしょう。
そんな荷受け代行アルバイトで発生した被害内容は以下の2点です。
被害内容①個人情報
この荷受け代行アルバイトの被害はまず第一に依頼を請け負った人間の個人情報です。
アルバイトならそういうことを聞かれてもおかしくありませんが、実際にあった被害相談の中には住所氏名の確認が必要であることを理由に免許証を提示するよう求められました。
荷物を受け取り主の代わりに受け取る仕事ということもあり、荷物を届けるために必要な住所や氏名はこのアルバイトに必要そうに見えます。
しかし、これが次の被害につながっていきます。
被害内容②買った覚えのない請求書が届くなどの金銭トラブル
荷受け代行アルバイトの依頼を受けた人には受け取りを頼まれた携帯電話や健康食品などが届きます。
そしてその荷物を回収しに来た人物に渡して報酬を受け取るという行動をしばらく続けていたら買った覚えのない請求書が届いたというのです。
個人情報を悪用された結果。金銭請求されトラブルへ
つまり、今回の詐欺被害の流れを整理すると以下のようになります。
①アルバイト募集した事業者は受け取りに必要といい個人情報を入手する。
②入手した個人情報を使って被害者名義でさまざまな商品を購入し、送り先を被害者の住所に指定する。
③商品を何も知らない被害者に受け取りだけさせ、商品を回収する。
④被害者名義で商品購入しているため事業者は連絡先を削除することで商品支払いを被害者に押し付けた。
このような被害から東京都消費生活総合センターのホームページに注意喚起としてアドバイスが掲載されており、まとめると以下のような内容となっています。
荷受け代行アルバイトは犯罪に加担してしまう可能性があり危険
個人情報の悪用によって契約された携帯電話やスマートフォンが犯罪に使われる可能性があり、知らないところで犯罪に加担してしまうことがあります。
勝手に契約されてたとしても商品やサービスの支払い義務は名義人にある
契約した名義人には支払い義務があり、関係ないと放置しておくと裁判沙汰になるケースもあります。
だまされたと思ったら、放置しないですぐ契約先に連絡をして事情を説明するようにしましょう。
怪しいと感じたら周囲に相談して最寄の消費生活センターに相談
もし怪しいとちょっとでも感じたら、一人で考えないで誰かに相談して客観的な意見をもらうと良いでしょう。
当事者一人で考えても客観的な判断が難しいですし、この話を専門としている消費生活センターに相談して今後の対処を考えるのが一番だと思います。
出典:荷受け代行アルバイトに注意‼~知らない間に自分名義で契約されたスマホやサプリの代金を請求された!~ | 東京くらしWEB(http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kinkyu/170526.html)を元に作成
まとめ
ちょっとしたお小遣い稼ぎにと始めたら報酬以上の被害に遭ったという恐ろしい話でした。
こういうのを考えると、個人情報漏洩のおそろしさがよく分かりますし、今後自分の個人情報が悪用されないのか心配になる、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]