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山や森以外でも多発しているクマ被害!クマの生態と被害対策は?

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【2017.12.20に更新しました】

 

こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

最近人里にまでクマが降りてきたりなど立て続きに起きている恐ろしい被害を取り上げたニュースがあったのでそれについてお話ししようと思います。

 

 

全国で警戒強まるクマ被害。その生態や対策は?

 

山菜採りシーズンであることも重なってなのか、最近クマに人が襲われる被害が何件も発生しています。

山や森以外でも自宅玄関前にクマが現れて頭や首などを噛まれて重症になるなど人里にまでクマが下りてきて被害が出ているという衝撃的なニュースです。

野生のクマが人里にまで下りてきたという事実に山が近い地域の人には気が気でない心境でしょう。

そんなこれまであまり見かけなかったクマの行動はクマのエサが不足していることに関わっているようなのです。 

クマの生態について①クマの種類とエサ

クマは日本には本州にツキノワグマ、そして北海道のみヒグマが生息してます。

ヒグマは川でシャケなどの魚を獲って食べていますが、本州に生息しているツキノワグマの食べ物の9割以上は山菜や木の実などの植物です。

そのためこれらの主食にしている食べ物が不作の場合にはクマはエサを求めて山から下りてきます。

このクマのエサ不足による状況が人と接触する確率を高くさせ、最近のような被害が多発しているというわけです。

 

クマの生態について②クマは逃げたものを追いかける

クマは本能的に自分に対して背を向けて逃げるものを追いかけるという習性があります。そのため万が一クマに遭遇してしまった場合に、一目散に逃げるのは大変危険な行為です。

クマともしも遭遇してしまったら、クマと目をそらさずに静かに後ずさりしながらその場をゆっくり去るようにしましょう。

 

クマの生態について③クマには死んだフリは有効?

よくクマに関する話に死んだフリをしたらやり過ごせるという話があります。しかし、実際にはこれは専門家の話によると効果はあまりないため、やらないほうが無難かもしれません。

 

一番大切なのはまずクマに遭遇しないよう工夫すること

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以上のクマの生態から一番大切なことはまずクマに会わないように工夫するということ。

1つ目の工夫は山などに入るときはクマ除けの鈴をつけて入るようにします。これはクマは大きな音が鳴っているのを恐がるためでクマを避けるための道具です。

2つ目の工夫はクマの足跡などを発見した場合、その場からすぐ離れるようにします。足跡がある場合、近くにまだクマがいるかもしれないため、その場から離れることでクマと遭遇しないようにします。

3つ目の工夫は食べ物の外に匂いが漏れないようにして密封して食べ残しやゴミをその場に放置しないことです。

これは状況によってはクマが食べ物を狙ってやってくる可能性があるため、食べ物の気配を感じさせるとクマが寄ってくる危険を避けるための行動です。

ほかにもクマ撃退スプレーという専用の対策スプレーもあり、もしクマがいそうな場所に行く場合には保険として持っていくと良いかもしれません。

 

 

 

 

ちょっと番外:クマ以外に危険なもの!身近な場所での有害鳥獣や有毒生物

 

クマにおそわれる被害も問題ですが、クマ以外でも危険な動物や生物は意外と身近に存在しているのをご存知でしょうか?

近年、人だけでなく田畑をシカやイノシシなどが荒らして農作被害にまで発展しているという有害鳥獣が増加傾向に。

この問題については長年苦労していた地域も多く、いまではその対策としてジビエ料理が注目されてきています。

有害鳥獣対策から広まったジビエ料理についての記事

 

そんな有効活用ができるものもあれば、どうしようもない危険な有毒生物の存在もあります。

特に厄介なのが毒を持つヤマカガシやカツオノエボシは公園や水辺・浜辺といった誰でも訪れることができる場所で見つけることができるという点です。

そのため有毒生物と知らずにその見た目から好奇心で近づきたいと思う人も少なからず出てきます。

実際にその好奇心による事故も発生しているため、興味はあっても気軽に知らないものに不用意に近付くのは止めておいたほうが良いでしょう。

 

意外と身近にいる有毒生物『ヤマカガシ』や『カツオノエボシ』などについての記事

 

まとめ

 

クマも自然界の中で生きることに大変とは思いますが、これまでの被害を考えると山や森などに行くときにはいろいろな準備をしっかりしておかないといけませんね。

また、クマ以外でも危険な有害鳥獣や有毒生物の存在もあるため、もっと知識を蓄えていきたいと感じた、くー。なのでした。

 

画像提供元かわいいフリー素材集 いらすとや  

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