【2018.04.02に『ちなみに:名義変更可能な格安スマホとその内容について』を更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
先日スマートフォンの契約に関してものすごくショックなことが起きました。このショックをほかの人も味わって欲しくない気持ちから今回大手キャリアから格安スマホ/SIMに乗り換えたときに注意してほしい話を書こうと思います。
- 【導入編】格安スマホ/SIMに乗り換え!おトクに契約するなら事前準備を
- 【問題編】契約しようとしたら同じ契約者じゃないとダメ!?
- 【解決編】翌日ショップにヘルプ。予想外な結末にビックリ
- ちなみに:名義変更可能な格安スマホとその内容について
- まとめ
【導入編】格安スマホ/SIMに乗り換え!おトクに契約するなら事前準備を
先日家族会議でスマートフォンをauから格安スマホ/SIMに乗り変えようという話になり、ちょうど割引キャンペーンをやっている楽天モバイルに変更することが決定しました。
2回線目を申し込むと総額最大15000円もトクするというのは通信費を抑えたいなら、これを逃す手はありませんよね。
MNP(番号ポータビリティ)予約番号の発行へ
現在スマートフォンやガラケーを使っている場合、もし電話番号をそのまま使いたいという人は『MNP予約番号』というものが必要になります。
MNPとはモバイルナンバーポータビリティの略で番号持ち運び制度ともいわれており、これまでにこの制度を利用した人も多いでしょう。
このMNP予約番号は現キャリア(携帯会社)で契約者自身が発行してもらう必要があるため、今回あらかじめ現キャリアであるauで家族各々MNP予約番号を発行をしました。
MNP予約番号を発行すると15日間はプラン変更などの契約内容の変更といった制限がかかるため、しっかり確認して手続きを進める必要があります。
(しかし後々ここで実は自分はミスをしていたことに気付きます)
ちなみに格安スマホ/SIMを扱っているMVNOの会社は一部を除いて名義変更ができないようで、状況によっては大手キャリアのときに名義変更をやっておく必要があるため名義変更を今後考えている人は注意したいところです。
【問題編】契約しようとしたら同じ契約者じゃないとダメ!?
予約番号も発行して「さあ契約」と思いきや、ここで問題が発生します。
今回楽天モバイルで利用しようとしたキャンペーンは同じ契約者ーつまり同じ名義の人じゃないとできないというのです。
というのもMNPの契約時には名義変更ができません。これはMNP予約番号を発行したときの契約者とMNP時の契約者が同じ必要があるという理由があります。
また、先述したとおりMNP予約番号を発行すると名義変更などの契約内容の変更ができません。
つまり今回遭遇した状況はこんなかんじ
家族内で楽天モバイルに乗り換え決定(このとき各々の名義でスマホ所持)
↓
現在使っている電話番号を引継ぐには現キャリアでMNP予約番号の発行が必要
↓
名義が別々のまま現キャリアでMNP予約番号を発行
↓
楽天モバイルで前述した割引を利用には契約者名義が同じじゃないダメ
↓
MNP発行しているため契約内容の変更ができない(名義変更ができない)
↓
MNP予約期限は15日間。その間は名義変更ができない
↓
期限切れを待ってからでは楽天モバイルのsimカード発行が翌月になる
【解決編】翌日ショップにヘルプ。予想外な結末にビックリ
MNP予約番号を発行した翌日、どうしようもないのでとりあえずauショップに相談しに向かいました。
事情を説明すると店員さんは「まずMNP予約を解除しますね」と解除作業をやってくださり、続けて名義変更の作業を進めてもらいました。
そしてそろそろ名義変更が終わろうと差し掛かったときです。
「ここでまたMNPの予約番号を発行していきますか?」
店員さんがMNP予約番号の再発行について尋ねてくださったんです。
名義変更は終わったものの、またMNP予約番号を発行をしないといけません。そのためこちらはこのまま再発行ができるか聞こうとタイミングを見計らっていたところでした。
そこにちょうどその話を店員さんがしてくれたのでこの一言はとても助かりました。
そしてその場であらためて店員さんにMNP予約番号を発行してもらい、所要時間15分程度で「MNP予約番号の発行解除」「名義変更」「MNP予約番号の再発行」が終わりました。
正直今回やらないといけない作業は名義変更1日・再発行1日と踏んでいたため、たった15分ですべて終わったことにはとても驚かされました。
ちなみに:名義変更可能な格安スマホとその内容について
格安スマホ/SIMを扱っているMVNOの会社は一部を除いて名義変更ができないといいましたが、今後の契約も考えて実際にどの会社では名義変更ができるのか調べてみました。
その結果、予想より名義変更ができる格安スマホが多くあったものの、ほとんどは「結婚・離婚・養子などによって改姓した場合に限って認める」という契約者本人以外への名義変更はかなり限られています。
今後、格安スマホへの乗り換えを検討している場合、このあたりも頭の隅に入れておいておくといいかもしれません。
名義変更が可能な格安スマホ
IIJmio(みおふぉん)
契約者本人が改姓した場合のみ名義変更可能。手続きは会員専用ページから。
OCNモバイルONE
手続き方法が変更理由によって分かれており、個人だと契約者が亡くなり引き継ぐ場合の「承継」・契約者本人が改名した場合の「改称」・契約者の自己都合で別の第三者に譲渡する場合の「譲渡」の3種類に分類される。手続きは名義変更受付センタで。
DTI
契約者の改姓または亡くなった場合のみ可能。手続きはDTIカスタマーサービスで。
BIGLOBE(ビックローブ)
契約者本人の改姓・改名の場合のみ郵送で変更手続き可能。
mineo(マイネオ)
契約者本人が改姓などによって名義が変わる場合、家族への譲渡による名義変更可能。
※割賦契約のある回線や支払いに滞りがあった場合など契約状況によっては受付できない場合もある
手続き先はmineoサポートダイヤルへ。
UQ mobile
契約者本人の名義変更の場合のみ可能。手続きはUQ mobileお客さまセンターへ。
LINEモバイル
契約者本人の戸籍名義が変わるなどの姓が変わる場合可能。手続きはLINEモバイル カスタマーセンターへ。
楽天モバイル
契約者本人の改姓・改名のみ可能。契約者本人以外や個人契約から法人契約の名義変更・譲渡はできない。
手続きは問い合わせメールフォームから問い合わせするかたち。
イオンモバイル
契約即日渡し店舗で変更可能。現在の回線名義者と変更後の回線名義者2名での来店必須。
Ymobile(ワイモバイル)
ワイモバイルショップで変更可能。現在の回線名義者と変更後の回線名義者2名での来店必須。
名義変更できない格安スマホ
エキサイトモバイル/QTモバイル/日本通信(b-mobile)/LIBMO(リブモ)/LinksMate(リンクスメイト)
まとめ
これまで大手キャリアを長年使っていたため、今回体験した格安スマホ/SIMへの乗り換えはやったことがありませんでした。
なのであらためて調べてみるとキャリアでしかできないことが結構多く、その分キャリアを使っている人がいるんだなぁと納得した内容でしたね。
この体験から安く済ませようとするとその分いろいろ生じる問題もあることを知ったので、乗り換え以外でも何かに変えるときには事前調査をしっかりしておきたいと身にしみた、くー。なのでした。
画像提供元[かわいいフリー素材集 いらすとや]