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父親≒イクメン?違和感で拗れる育児の話

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こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

近年なんでか分かりませんが〇〇男子や〇〇女子など何でもカテゴライズする風潮がありますよね。そのなかでも特に「わかる」と思ったイクメンに関するニュースがあったのでそれについてお話ししたいと思います。

 

 

父親=イクメンにならないのは意識改革半ばだから?

 

このニュースでは近年たびたび聞く『イクメン』という単語に違和感を感じる内容が取り上げられており、個人的にも「わかる」と思うことばかり書かれていました。

「自分の子どもを育ててイクメンって意味が分からない」「仕事忙しくても奥さんを手伝うとか当たり前のことをしているだけ」など、れまで自分が感じたモヤモヤを言葉にしてもらえた印象があります。

それでも日本ではこれまで男は仕事・女は家事という風潮から変わってきている途中ということもあり、まだまだ意識改革半ばというところでしょうか。

 

10組夫婦がいれば10通りの子育てがあるけれど

 

そんな現代の子育て関連についてさまざまなケースを取り上げるニュース記事を見てみると、自己満足な子育てをしている人から設備問題に悩むお父さんなど、いろんなイクメンにまつわる話を知ることができました。

 

子育てはそのときの環境でいろいろ変わることもあり、一概に「これが子育てだ」というのは難しいものです。ひとりの人間を育てるわけですからその苦労は似た体験していてもその人の苦労すべて知ることはできません。

家庭は1人じゃ成り立たないことからも出産や育児に関するいろいろ問題が山積みになっても、それを解決するためにお互いいろいろあっても協力するのは家庭を守るために必要なことなんじゃないかなぁと思いました。

 

 

イクメンの先駆けとのギャップ

 

そんなイクメンは一般的には「育児に積極的に参加しているメンズ」の略称として捉えられていますが、イクメンが流行るキッカケとなった「イクメンプロジェクト」ではイクメンを以下のように定義しています。

イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。

出典:イクメンプロジェクト(https://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/about/

 

もともとイクメンという言葉は厚生労働省が男性の子育て参加や育児休業取得促進を目的とした「イクメンプロジェクト」を始動したことで浸透したという背景があり、実際の使われ方と若干ニュアンスがちがう印象を受けるのではないでしょうか?

イクメンプロジェクトの背景と目的

日本の男性の約30%は育児休業を取得したいと希望している一方で平成27年度雇用平均基本調査によると2.65%にとどまっています。

また、男性が家事・育児をする時間は他の先進国と比べても最低水準であることから子どもをもつことや妻の就業維持に悪影響を及ぼしており、これを受けて厚生労働省は2020年度には男性の育児休業取得率を現状の2.65%から13%に引き上げるのを目標として仕事と家庭の調和の実現に取り組んでいます。

出典:イクメンプロジェクト趣旨(https://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/concept/)を元に作成

 

一般的に使われているイクメンについて

イクメンとは「育児を楽しめるカッコいい男」のことで子どもたちを広く多様な世界へ誘い出す人。また、イクメンは子どもたちだけでなく妻への愛と心づかいも忘れません。

出典:イクメンクラブ|育児するいい男を、イクメンと呼ぼう!http://www.ikumenclub.com/3kajyou/)を元に作成

 

このように浸透した言葉と実際使われている意味のギャップが現在変に拗れているイクメンを象徴しているようにも思えますね。

 

 

まとめ

 

イクメンという言葉を近年たびたび聞く機会が増えましたが、実際問題自分の子どものことなのにわざわざそんな言い方に言い直すのかが不思議でした。

これまでの日本の生活スタイルを考えれば分からなくもない話ですが、自分の子どもを育てなかったらその人は一体何者とカテゴライズすれば良いのか気になった、くー。なのでした。

 

 画像提供元かわいいフリー素材集 いらすとや 

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