【2017.12.11に『レギュラーガソリン12週連続値上がり。平均価格2017年最高値更新』を更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
寒さから車の移動中にヒーターを入れる人も多くなってきているかと思います。そんな日常的な移動で欠かせない自動車の燃料であるガソリンが8週連続値上がりという頭の痛いニュースを見つけました。
レギュラーガソリン連続値上げで2年2ヶ月ぶりに136円超え
ニュースでは11月8日に資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査について紹介しており、レギュラーガソリンの8週連続値上がりと136円台が2年2ヶ月ぶりになったことが書かれていました。
地域別でみても値上がりの差はあっても全地域で値上がりしていることもあり、これからもっと寒くなる中でのガソリン値上げは厳しいと感じてしまいますね。
ガソリン連続値上がりの理由は原油価格の上昇とシェールオイルの影響か
別のニュース記事ではこのガソリンの連続値上がりの背景には原油国が減産したことによる価格の上昇を受けてというものとアメリカのシェールオイル生産の問題があるのではないかと指摘されています。
ちなみに:シェールオイルって?
地下の頁岩*1(シェール)と呼ばれる層に含まれている石油のこと(頁岩油*2とも)
これまで採掘が難しかったものの取り出す方法が開発されたことで生産しやすくなったためアメリカやカナダで生産されるようになりました。
というのも今年の夏にも産油国が原油を減産してたもののアメリカでシェールオイル増産の動きがあったことで比較的ガソリン価格が安定していたという結果にくわえ、最近アメリカのシェールオイル生産が伸びていないという状況だからです。
これまで原油とシェールオイルが均衡を保つことでガソリンの価格が安定していたと考えると、まだまだガソリンの値上がりが続くんじゃないかと不安にもなりますが、どこまでもガソリン価格が上がるわけではないという話もあるため今後の動向も注視したい話題ですね。
原油価格さらに高値へ。ガソリンの価格が140円に迫る
最近特に注目していた原油価格がさらに高値に向かっているというニュースもあり、国内のガソリン価格が1リットル140円に迫るくらいの状況になっています。
石油輸出国機構(OPEC)やサウジアラビアの情勢など気になるなかでシェールオイルの動向も関わってくるため複数の問題からまだまだ気が緩めない日が続きそうですね。
レギュラーガソリン12週連続値上がり。平均価格2017年最高値更新【追記:2017.12.11】
ガソリン価格が140円に迫る勢いだったこともあり、先日12月6日に資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリン価格は全国平均で1リットルあたり141円40銭にまで値上がりしました。
元売り価格から小売価格への転嫁が遅れた影響によるものらしいですが、年末に今年最高値を更新するというあまり嬉しくない状況となっています。
まとめ
ガソリンが8週連続値上がりという驚愕の状況のなか、約2年ぶりに136円以上になるという重ねて驚いてしまいました。しかしガソリンの値上がり理由であろう原油国の原油減産やシェールオイルなどの影響から今後どうなるか分からない状況にもあります。
ずっとガソリンが値上がり続けることはないと思いますが、どれだけ続くか分からないのは確かなので今後もこれらの話題を気にして見ておこうと思う、くー。なのでした。
画像提供元[かわいいフリー素材集 いらすとや]