【2018.03.12に『たばこ税の増税決定。加熱式タバコも5年かけて増税など』更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
ここ毎月食べ物だったり嗜好品だったり値上がりが続いていますね。そんな中、たばこ税が増税するという見通しが出され、ネットやニュースで取り上げられています。
- 値上げの次は増税。喫煙者への負担に賛否両論
- 1本3円増税方針固まる。たばこ税は1本あたり15.2円へ
- たばこ税の増税決定。加熱式タバコも5年かけて増税など【追記:2018.03.12】
- 電子タバコや加熱式タバコへの影響もジワジワ広がっている
- まとめ
値上げの次は増税。喫煙者への負担に賛否両論
ニュースでは2018年10月から段階的にたばこの増税をおこなう見通しについて紹介しており、喫煙者への負担が更に増えることが書かれていました。
段階的に増税するとはいえ、現在から2021年度までにたばこ1本につき3円増税となるため1日に何本もタバコを吸うという人にとっては死活問題になりかねない話となっています。
また、加熱式タバコに対しての増税も検討されており、タバコに関する増税は今後も続きそうな気配を感じますね。
銘柄ごとの値上げに増税など喫煙者に増える負担
ここ最近だと以前記事で取り上げた10月から値上げするものの中にタバコの一部銘柄が入っていました。そのもの単体での値上げがある中のたばこ増税ということもあり、喫煙者の方々への負担は大きくなってきています。
たばこなど10月から値上げするものについてまとめた記事
実は海外から比べてみると価格や税率が低い日本、だけど
今回のたばこ増税はタバコが嗜好品であり環境問題や健康被害などの観点からと考えられますが、実は別のニュースに記載されている厚生労働省のグラフによると日本は諸外国から見ると安く設定されていることが分かります。
このことを考えると世界的に足並みをそろえるなどの考えも今回のたばこ増税に関わっているようにも感じます。
とはいえ過去に何度も増税されることもあり、喫煙者側から考えるとたまったものじゃないのは確かな話ですが、今後のたばこが『高級品』扱いになる可能性も考えられるでしょう。
このタバコに関する問題は昔から何度も取り上げられてきましたが終わりが見えないことやほかの嗜好品にも税がかけられる可能性も感じられることから、いろんな面で今後も注視していきたいと感じるものになりました。
1本3円増税方針固まる。たばこ税は1本あたり15.2円へ
先月の11月にたばこ税増税に関する見通しについて紹介しましたが、先日お話しした内容でのたばこ税の増税をする方針が固まったという続報が入ってきました。
消費やたばこに関わる業界への影響を配慮して3回に分けて1円ずつ引き上る方向で話は進んでおり、たばこ税は現在1本あたり約12.2円から約15.2円になるとのこと。
くわえて過去のデータから考えると2千億円から3千億円もの税収増加が見込めるという話もあり、データからも喫煙の需要の多さに重みを感じる内容となっています。
たばこ税の増税決定。加熱式タバコも5年かけて増税など【追記:2018.03.12】
2018年度の税制改正大綱の発表によって紙巻きタバコは「2018年10月・2020年10月・2021年10月」に1円ずつ値上げが決定しました。当初の予定通り段階を経て1本あたり合計3円の増税です。
そこに加熱式タバコも5年かけて増税をおこなうという話もあり、平成30年10月から段階的に増税していくとのこと。
ちなみにニュース記事で紙巻きタバコと加熱式タバコの税額の比較が紹介されており、内容は見るとメーカーによって差が大きいことが分かりました。
【紙巻きタバコ】
・メビウス(JT)56%(たばこ税額245円/小売価格440円)
【加熱式タバコ】
・アイコス(フィリップ・モリス)40%強(200円前後/460円)
・グロー(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)29%(120円/420円)
・プルーム・テック(JT)7%(34円/460円)
税制改正によってこれまで紙巻きタバコと加熱式タバコは税額に差が開いていた経緯をふまえ、今後はいろんな条件を考慮して新しい方式に変更して税率の差を縮めるなどの対応をしていくことを見ると、今後まだまだタバコの付くものへの影響は続きそうな気配がありますね。
電子タバコや加熱式タバコへの影響もジワジワ広がっている
これまで健康面や金額などいろんな理由で電子タバコや加熱式タバコを利用しているという喫煙者も多いかと思いますが、ここにも規制の影を見る話が入ってきました。
というのも、あるニュースで取り上げられている研究結果で電子タバコを吸っていると1年後には半数が紙巻きタバコに移行していたという話がありました。
この研究結果によって電子タバコの使用は紙巻きタバコを誘発させる大きな要因として知られるようになり、今後この研究結果をもとに電子タバコへの規制する動きがないとはいえないのではないでしょうか。
また、受動喫煙防止法案に関する話として厚生労働省が加熱式タバコも飲食店などでは原則禁止する方向で検討を進めているというニュースもあり、タバコと名の付くものに関して今後もいろんな規制の話が出てきそうな気配を感じてしまいます。
まとめ
たばこにまつわる話はいろんな面から注目されており、値上がりや増税に対して思うことがいろいろあるかと思います。
諸外国から見ると日本はたばこの価格や税金が少ないものの、それを愛用している人たちにとってはたまったもんじゃないのは確かなことでしょう。
これらのことを考えて、たばこに関する問題がどう展開されるのか今後も気になる、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]