こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
今回のちょっとした小話は『買って数ヶ月の4Kディスプレイをうっかり壊してしまった後に補償を受けた話』の続きとなっています。
そのため先にこちらの記事を読んでから見ていただけると話が分かりやすいと思います。
前回の話(今回の話に至った経緯)
- 一安心も束の間、壊れたディスプレイの処理に悩む
- メーカーに無料で引き取ってもらえる場合があることを知る
- メーカーにメールし、無料でディスプレイを引き取ってもらえることに
- 先入観で損をすることもあるという話
- まとめ
一安心も束の間、壊れたディスプレイの処理に悩む
買ったばかりの4Kディスプレイを自身のうっかりで失ってしまったDさんでしたが、いろいろあったものの補償を受けて一息つけたときの話です。
「ディスプレイの処理どうしよう・・・」
通常、ゴミとなるものは地域ごとに決められたゴミの日に出すことが決まりになっています。
しかし平成13年に施行された『特定家庭用機器再商品化法』いわゆる家電リサイクル法によって、これまで粗大ゴミとして回収されていた家電用品は各自治体で回収することがなくなりました。
あらためて知る『家電リサイクル法』
家電リサイクル法ではエアコンやテレビ、冷蔵庫など特定の家庭用機器廃棄物から有用な部品などをリサイクルして廃棄物を減らして資源を有効利用を推進することを目的とした法律です。
『家電リサイクル法』ができる前は一般家庭から出る家電製品はそのほとんどが埋め立てられていました。しかし埋立地にも限りがあります。
それに加えて、埋められていた廃家電には資源として使えるものもあり、リサイクルを促進させ廃棄物の量を減らすために『家電リサイクル法』ができあがったのです。
対象となる廃家電を引き取ってもらうためには『家電リサイクル券』に必要事項を記入してリサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。
リサイクル料金はメーカー、収集・運搬料金は小売業者ごとに異なるため事前に調べておくことがおススメです。
出典:
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)(METI/経済産業省)
(http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/index.html)を元に作成
メーカーに無料で引き取ってもらえる場合があることを知る
最初Dさんは『家電リサイクル法』のことを考え、ディスプレイの処分にお金がかかると思っていました。
しかし。いざディスプレイの処分方法を調べてみると、ひとつ気になる話を見つけたのです。
その話とは『PCリサイクルマーク』というものです。
PCリサイクル法に基づいて平成15年10月以降に販売された家庭向けPCに付いているとのことで、Dさんも買ったディスプレイのホームページを確認したところ、無料で回収・リサイクルしてくれるということが判明したのです。
出典:モニター。全ラインアップを見る | Philips(https://www.philips.co.jp/c-m-pc/monitors)
メーカーにメールし、無料でディスプレイを引き取ってもらえることに
Dさんは早速メーカーにディスプレイの引き取りについてサポートセンターにメールをしました。
するとサポートセンターから『リサイクル譲渡証明書』を記入・添付して着払いでサービスセンターに送付するよう返信が来たのです。
「送料まで負担してくれるなんてすごく嬉しい」とDさんは喜んで引き取りの手続きをしたとのことです。
先入観で損をすることもあるという話
いかがだったでしょうか?
このDさんのディスプレイを処分する話を聞いて自分が思ったことは「先入観だけで行動するのは良くない」というものです。
自分も最初は補償を受けられたもののディスプレイの処分にお金がかかるなんて災難だなぁと思っていました。
しかしDさんはそこで終わらず、いろいろ調べることでメーカーに無料でディスプレイを引き取ってもらえることになりました。
Dさんの行動があったからこそディスプレイは失ったものの、Dさんの被害がそれ以上に大きくなることはありませんでした。
こういう行動を見て自分は知識は人を豊かにするものの、それ以上踏み込むのを難しくするものでもあるということを感じたのでした。
まとめ
Dさんのエピソード2つ目でした。壊れて捨てるのは普段なら簡単なことですが、ものによってはお金や手続きが必要になります。
しかし今回PCリサイクルマークの存在を知りDさんはそんなに多い負担もなくディスプレイを処分することができました。
PCリサイクルマークについては自分も初めて知りましたが、これからPC製品を購入する際にはこのことも念頭に置いて検討しようと思った、くー。なのでした。
トップ画像提供元[かわいいフリー素材集 いらすとや]