こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
最近ネットで話題になっている、ある単語がニュースになっていました。自分は今回このニュースで初めて知ったので今回はそれについてお話ししようかと思います。
酸性の飲食物で歯が溶ける?! 知らないうちになることもある『酸蝕歯』
そのニュースには、ある調査で4人に1人の歯が『酸蝕歯』になっているという衝撃的な内容が書かれていました。
『酸蝕歯』は虫歯でもないのに歯の表面が溶け出していることを差し、その原因のひとつに酸性度の高い飲食物が歯によく触れることが挙げられていました。
自分はその『酸蝕歯』になる原因である酸性度の高いもの、と言われてオレンジやレモンといった柑橘類しか頭に浮かばなかったですが、実は他にも注意したい意外な食べ物や飲み物がありました。
歯が削れて歯の噛み合わせが悪くなると虫歯以外に身体の不調にもつながるため、健康のためにも『酸蝕歯』は避けたいものですね。
酸蝕歯になる理由
歯のエナメル質は硬いものの酸性度の高い飲食物のほかに胃酸に触れると一時的に柔らかくなる性質があります。
その柔らかくなった状態で歯磨きや歯ぎしりなどをしてしまうとエナメル質が削れてしまい、歯が変形することにつながります。
原因が飲食物だった場合、口の中全体に広がるため広範囲に起こりやすく自覚症状も遅いこともあり、気付いたら酸蝕歯になっていたということも多いようです。
酸蝕歯の原因になりやすい飲食物
酸蝕歯にならないためにも酸性度の高い飲食物を避けたほうが良いというのがあります。
そのためお酢を使った飲食物や一部の果汁のほかワイン、ちょっと意外なところで炭酸飲料やスポーツドリンクなどに気をつける必要があります。
むかし某炭酸飲料を飲むと歯が溶けるなんて話もありましたが、口にすることで歯が溶けやすくなるものは結構あったので驚きですね。
酸蝕歯を予防するためにやっておきたい5つのこと
酸蝕歯になる原因のひとつである酸性度の高い飲食物の多くは普段よく口にしているものであるため、まったく口にしないというのは難しいことでしょう。そのため何を食べても酸蝕歯にならない予防策を準備しておくことをおススメします。
①酸蝕歯の原因になる飲食物の摂取量を減らす
歯が柔らかになりやすい機会を減らすだけでも何もしていないときより酸蝕歯になる可能性が減らせます。
②口の中を酸性のままにしないで水やお茶などで中和する
口の中が酸性になっていると起きるということですから、中性にすることで酸蝕歯になる可能性を減らします。
③唾液を促して口の中を中和させる
唾液は口の中を中和する作用のほか、ミネラルも含まれているため歯の再石灰化を期待することができます。そのため唾液が出る糖類0gのガムを噛むことも効果的です。
④食事をした後の歯磨きは30分経ってから
もし食事をしたことで口の中が酸性になっている状態で歯ブラシで歯を磨いたら歯が削れてしまいます。
30分も経てば唾液の成分のおかげで口の中が中和されているので歯を磨くタイミングも注意しておいたほうが良いでしょう。
⑤歯質強化を促進する歯磨き粉を使う
歯質強化も歯を削らないために有効な方法です。今では多くの歯質強化の歯磨き粉が販売されているので試してみるのもいかがでしょうか?
まとめ
普段特に何も気にしないで食事をしているという人も多いかと思いますが、歯が知らないうちに削れているというのはなかなか恐い話ですよね。
酸蝕歯という言葉を自分は今回初めて聞きましたが、食事の後すぐに歯磨きをするのは良くないという話は知っていたので今回の話は理由をしっかり知ることができて良かったです。
自分の知らないうちに問題が近くにあるということをまた改めて知った、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]