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氷点下まで冷やしてるのに凍ってない!過冷却現象でビックリひんやり

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こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

 

さて、今回は近年では猛暑で大変な夏にピッタリなビックリする飲み物が発売されるというニュースを見つけたのでそれについてお話ししようかと思います。

 

 

-5℃でも凍ってない!氷点下アイスコーヒーが期間数量限定で登場

 

ニュースによると、コーヒーショップのカフェ・ベローチェで店舗・数量限定で氷点下まで冷やしても凍っていないアイスコーヒー『フリーシジングコールドコーヒー』を販売するとのこと。

猛暑で涼しさを求める方向けなのか、期間も8月1日から31日までの一ヶ月間と、かなり限られた販売になるようです。

氷点下まで冷やしていても凍らないという飲み物はこのコーヒーが初めてではなく、近年では2014年に三ツ矢サイダーから発売された『三ツ矢フリージングサイダー』が記憶に新しいかと思います。

それにしても本来、水は0℃になると氷になる性質があるのに氷点下まで冷やしても凍らないという一見すると奇妙な現象が起きているように感じますよね。

しかしこれは実は過冷却現象というものを利用して実現されているとのことで、今回はそんな驚きの過冷却現象について調べてみました。

 

衝撃!氷は0℃になったら必ず凍るわけじゃない!

 

世の中の多くの方々は水は0℃になったら凍るという認識を持っているかと思います。しかし実は水をゆっくり静かに冷やしていくことで水が凍らないまま温度が低くなっていくという驚きの現象が起きます。これが過冷却という現象です。

 

氷になるためにはキッカケが必要だった

 

過冷却の状態になった水が氷になるためにはキッカケが必要になり、1つは氷の核になる氷のカケラなどを入れる、もう1つは水に衝撃を与えるというものです。

これは水が氷になるためには冷やすだけでなく氷の元となる核が必要になるからでその氷の核を作り出すためにはエネルギーが必要になり、衝撃によって氷の核を作り出しているというわけです。

余談となりますが、北海道などの寒い地域で見られる樹氷も実は過冷却の霧の水滴が木にぶつかることで出来ていたりするんですって。面白いですね。

 

まとめ

 

暑い時期には涼むために氷が欲しくなってしまいますよね。そのこともあって過冷却現象を利用した飲み物は今後また増えていきそうな予感がします。

といっても、この過冷却の状態にするためには専用冷蔵庫と適切な運用が必要になるようなので、需要に反して続々と販売というのは難しいのかもしれないと感じた、くー。なのでした。

 

画像提供元フリー写真素材ぱくたそ

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