【2017.11.22に更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
最近の天気はコロコロ変わっていろいろ滅入ってしまう日が続くことも珍しくありませんよね。
今回はそんな天気に関する『降水確率』興について味深いニュースを見つけたのでそれについてお話ししようかと思います。
降水確率だと50%で雨が降りやすい!?降水確率の意外な事実
ニュースによると、天気予報で発表される降水確率は視聴者側と観測側では全然とらえ方が違っているとのこと。
この記事では7月21日フジテレビ系番組『ダウンタウンなう』に出演した気象予報士の森田正光氏の発言をまとめられており、降水確率50%は雨が降る確率と降らない確率が50:50(5割ずつ)なのではなく『雨が降りやすい』というのです。
一般的な確率のことを考えると割合が増えるほど降るというイメージがありますが、降水確率に関してはちょっと違うようです。
確率の見方が変わる天気予報の降水確率
調べてみると毎日の天気予報に登場する降水確率は気象庁のホームページ内に解説が載っており、その内容を引用しますと以下のような内容で定義されています。
降水確率
予報区内で1mm以上の雨の降る確率を、6時間毎に10%単位で発表します。例えば、18時から24時までの降水確率が20%というのは、その期間に1mm以上の雨の降る可能性が100回中20回あるという意味です。
確率が高いと雨量が多くなるという意味ではありません。
出典:気象庁|天気予報の解説(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/yoho.html)
この内容を前提に考えると、たしかに今後の天気予報はこれまで見ていた感覚と違った目線で見ることになりそうです。
実際に、天気予報士の森田正和氏の「基準としては10%はほとんど降らない、30%くらいからはだいたい降り、50%は雨が降ると考えて良い」という発言もこの降水確率の定義と照らし合わせてみると「なるほど」と納得できるのではないでしょうか?
これまであまり降水確率についてそこまで考えていなかった自分としてはこの降水確率の話はなかなか衝撃的な内容でとてもビックリしてしまいました。
これからは降水確率が50%だから大丈夫と思わず、30%から雨の心配をしておいたほうが良いかもしれませんね。
ほかにも意外だった天気予報に関する隠れた話
天気予報は専門家である天気予報士の予想が提示されているというイメージがありますよね。
しかし記事内ではこのテレビなどで提示されている天気予報は高度な演算ができるスーパーコンピューターが計算処理して弾き出した結果であり、気象予報士がその計算結果データを読める資格があるという意外な話も掲載されていました。
普通のコンピューター以上の機械が高度な計算を使って出された結果となると、これまでのように「天気予報外れてるじゃん!」と軽い発言はできそうにないですね。
また「予想する対象がどう転ぶか分からない『自然』相手ということもあり、これらの点からも予報が外れることも出てくるという理由からも天気予報の確率に関しては85%と思ってもらえれば」という天気予報に関する印象的な話もあって天気予報の見方が変わる話でもありました。
この降水確率以外にほかにも雨や天気に関する用語は気象庁のホームページで閲覧することもできますし、気象や天気図の読み方が分かる図解付きの専門書籍もあるため天気に関して興味のある方はチェックして見るのも良いのではないでしょうか?
まとめ
天気予報は多くの方々が利用する大切な指標ですが、見方によっては全然違う捉え方になってしまいそうで今回いろいろ考えさせられました。
多くのものは内容をしっかり理解して使用しないと上手く活用できないものなんだなと改めて感じた、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]