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【増加する有害鳥獣対策】地産地消で有効活用!広まるジビエ料理

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【2017.12.08に更新しました】

 

こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

動物の多くはその見た目の愛らしさから無害と感じるものありますが、周囲の農作被害などによって問題視されていることをご存知でしょうか?

その一例として奈良県で有名な『奈良のシカ』が周囲への被害を考慮して文化庁が捕獲申請許可、7月下旬からシカの捕獲が始まるというニュースを見つけました。

 

 

奈良のシカは天然記念物!でも人間や農作物への被害から捕獲へ

 

シカと言ったら奈良、奈良と言ったらシカ、みたいに奈良県は(大仏も有名ですが)シカが有名な県として知られています。

特に奈良公園のシカは日本人以外にも海外からの観光客の人気のスポットとして世界に知れ渡っていますが、シカによるケガが過去最多まで増えたうえに周囲の農作物への被害から文化庁から許可を取って捕獲に乗り出すとのこと。 

【ちなみに①:なんで文化庁の許可なくシカを捕獲できないの?】 

シカは正式にはニホンジカといい、国の天然記念物に指定されている野生動物です。

天然記念物は文化財保護法や各地方自治体の文化財保護条例に基づき指定され、指定されたものを守ることが定められています。

そのためそのためシカは勝手に捕まえたり傷をつけたりすることは違法となっており、もしもシカを捕まえる場合には文化庁の許可が必要になります。

 

【ちなみに②:なんでシカが奈良公園付近にたくさんいるの?】 

シカが奈良公園付近に多くいる理由は奈良公園に行く際に一緒に行く人も多い観光スポット『春日大社』にあります。

春日大社は1998年にユネスコの世界遺産(文化遺産)『古都奈良の文化財』のひとつとして登録されている有名な神社で、768年に創建された際に鹿島神宮の祭神であるタケミカヅチノミコトが白鹿に乗ってきたという言い伝えがあることからシカは春日大社の神使として扱われています。

神使とは神道で神様の使いなどで知られている特定の動物のことを指し、春日大社のシカ以外に伏見稲荷大社のキツネや熊野三山のカラスなど日本各地でさまざまな動物が神社の神使としています。

そんな理由もあり神様の使いであるシカは、むかしからその土地の方たちに保護されており、現在のように沢山生息しているということです。

 

交通事故などの被害もあり、有害鳥獣に対して注目されるジビエ

 

シカは野生動物ゆえに自由に歩き回っていることから交通事故による死亡も多発しています。

事故の多さからシカの飛び出し注意の道路標識がいろんな場所に見ることができるのでその数はカナリ多いことが予想できます。

この事例から対策を取ろうにも先ほど紹介したとおり、シカは国の天然記念物として指定され保護対象であることから申請許可が下りなければ捕獲できないこともあってこれまでシカによる被害で長年苦労していた人たちにとって嬉しいニュースでしょう。

日本ではシカ以外にもイノシシなどによって農作物が荒らされる事例が多くあり、農家の方々は防護柵などの対策をしてもなかなか改善されないという話が多くあります。

そんな背景もあり、現在鳥獣被害対策にもつながるジビエの利用が全国に広まっています。

 

 

最近人気になりつつあるジビエとは

 

日本でも耳にするようになり、専門店なども見かけるようになったジビエはフランス語で狩猟によって捕獲された野生の鳥獣の食肉を意味する言葉です。

地域によってはイノシシを牡丹肉として食べているところもあるため実はジビエは昔から馴染みのあるという人も多く、大分県日田市では有害鳥獣として捕獲したイノシシ肉の消費のために『ジビエ給食』を取り入れたという話もあります。

 

 

 

 

年々増加傾向にある野生の鳥獣被害対策に

 

日本では野生の鳥獣による被害が深刻な状態になっており、農作物を食べられ田畑は荒らされる農家の方が全国にたくさんいます。

その被害は年間200億円もするそうでその被害金額によって生計が圧迫されていることがよく分かりますね。

そんな鳥獣被害対策としてジビエが徐々に広がっており、捕獲した鳥獣を廃棄するのではなく食肉として有効活用する動きが増えてきました。

政府もジビエの利用拡大の方針を出していることから、今後ジビエが広く流通していく可能性も出てきています。

 

お肉としては脂肪が少なくヘルシーなジビエ

 

ジビエは脂肪分が少なく、筋肉質なお肉のため実はヘルシーな食べ物で、面白いのは同じ動物でも性別や年齢・捕獲した時期などさまざまな状態によって味が変わるため、そのとき食べた味を次また食べられるわけではないというところです。

ただ野生鳥獣の肉だからこそ野生独特のニオイや固さがあり「それはちょっと」と思う人もいるようですが、調理方法を工夫することでニオイや固さもなくなるためヘルシーなお肉を食べたいという方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 参考:

ジビエとは何か?最近注目のジビエを解説! | 日本ジビエ振興協会http://www.gibier.or.jp/gibier/

ジビエの肉についてhttp://www.gibier.or.jp/meat/

 

まとめ 

 

今回は近年増加している有害鳥獣の駆除も兼ねて広がりつつあるジビエに関するお話でした。

野生動物による被害が甚大になっていることもあり、その被害対策としてのジビエの流通は個人的にはアリだと思います。

お互い生きるためにはどこかで折り合いをつけないといけないことを今回改めて感じた、くー。なのでした。

 

画像提供元フリー写真素材ぱくたそ

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