【2017.11.25に更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
ニュースを見ていると「〇〇で逮捕」など犯罪に関するものもよく見かけますが、なかには「どうしてそうなった」と二度見してしまうくらいの内容もあります。
今回見つけたニュースは正直何から書けばいいのやら悩むくらいビックリした「マイナスドライバー所持で逮捕」という謎が大きい逮捕についてお話ししようかと思います。
マイナスドライバー所持で逮捕!理由なしに隠していたら問題の理由
ニュースでは車の中でマイナスドライバー2本を正当な理由がない状態で自衛官が隠し持っていたことからピッキング防止法違反の疑いで逮捕されたということが取り上げられていました。
【ちなみに:ピッキング防止法って?】
ピッキング防止法は正式には『特殊開錠用具の所持の禁止などのに関する法律』という平成15年6月に制定された法律です。
この法律では『特殊開錠用用具の所持』と『指定侵入工具の隠匿携帯』が禁止されており、違反した場合は1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が課せられます。
ニュースのタイトルを見てもビックリしましたが、詳細を読んでも正直たいていの人は「ちょっと意味が分からない」と思ったことでしょう。というか正当な理由ってどういうものならセーフなんでしょうか?
ちょっとしたパニック状態でこのマイナスドライバー所持による逮捕問題を調べてみたら驚く内容が分かりましたのでまとめようと思います。
身近なマイナスドライバー、実は『指定侵入工具』だった
屋内でも屋外でもいろんなところに留め具用のネジがあります。それを緩めたり締めたりするために使うので定番なのが皆さんご存知のドライバーです。
ドライバーはどのご家庭や会社でも使うため持っている場合が多いと思いますが、実はその工具の中で一定の長さがあるマイナスドライバーは指定侵入工具として定められています。
指定侵入工具はカギを壊したり建物の出入り口・窓や戸を破るために使われる工具の中で建物への侵入のために使われる可能性が大きい工具のことで、今回マイナスドライバー所持で逮捕された理由は持っていた工具がこの指定侵入工具に適用する内容だったからだと思われます。
指定侵入工具の内容
その指定侵入工具のところにはバールやドリルといった分かりやすい工具と一緒に先端が平らでその幅が0.5cmあり、長さが15cm以上であるドライバーが記載されていました。
このことからおそらくはこのサイズ以上のマイナイスドライバーを正当な理由がない状態で持っていたことからの逮捕ということなのでしょう。
つまりもし工具を持ち歩く場合には万が一のことを考えて規定の長さ以内のマイナスドライバーにしておくというのも保険として覚えておくと良いかもしれませんね。
まとめ
衝撃的なニュースに頭を抱えましたが、その中で普段の生活に関わるかもしれない話も知ることができました。
それで改めてニュースをよくよく読んでみたんですが、ちょうどその逮捕された場所では空き巣被害が相次いで発生していて付近を警戒していたところだったとのこと。
実際問題どうなのかは分からないけれど、もしかしたらいろいろ重なっての逮捕だったのかもしれないですね。改めて日常にもちょっとした恐ろしいことが潜んでいることを感じた、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]