【2017.12.11にリンク追加・体裁整えました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
春は始まりの季節ということもあり、飲み会なども多くおこなわれていますが、そのなかで急性アルコール中毒などアルコールに関する気になるニュースが入ってきたのでご紹介します。
急性アルコール中毒。飲酒強要して起きた場合過失傷害罪に問われることも
ニュースでは男子大学生がサークルの春合宿の飲み会後に救急搬送されて死亡するという事故を取り上げており、これから暑くなって冷たいビールなどが美味しい時期には気をつけたい問題です。
このニュース記事内では飲酒強要して急性アルコール中毒になった場合は過失傷害罪に問われる可能性も書かれており、お互いに注意したい内容となっています。
急性アルコール中毒は飲み会やイベントが多い時期によく聞く症状ですが、人によっては少量でもなってしまうこともあるといいます。
無くならない急性アルコール中毒
急性アルコール中毒は短時間にお酒を大量に飲む(アルコールを大量に摂取する)ことで起きる症状です。
症状の内容は血中アルコール濃度によって変わり、ほろ酔い程度の軽い状態から上昇していくほどに泥酔、昏睡と身体への影響が大きくなっていきます。
そして最悪の場合には死亡してしまうケースもあり、飲み会シーズンなどアルコールを飲む機会が多い時期には特に注意が呼びかけられています。
しかし急性アルコール中毒の疑いで搬送される人数は年々増加しており、特に若年層が多い傾向が出ています。
急性アルコール中毒が起きる原因と仕組み
飲み会の盛んな時期にはよく「アルコールの一気飲みは止めよう」という注意喚起がよく話題になりますが、これは急性アルコール中毒が起きやすいことからそう呼びかけられているのです。
私たちがお酒を飲むと、アルコールが体内の肝臓で代謝されるような仕組みになっています。
しかし、あまりにも短時間に大量のアルコールを摂取してしまった場合-つまりお酒の一気飲みや飲むペースがあまりにも早い場合には、その代謝が全然追いつかなくなってしまい、血中アルコール濃度が急上昇してしまいます。
急性アルコール中毒で身体に起きる変化
急性アルコール中毒は血中アルコール濃度の急上昇によって起きますが、段階を経てその症状が徐々に身体への影響が大きくなっていくことが分かります。
飲み始めは顔が赤くなったり普段より陽気になるなどの変化がありますが、ほろ酔い状態になると体温の上昇・脈拍が早くなったりします。
次に酩酊状態にいくと、千鳥足になって上手く歩けなくなったり吐き気を感じるなど徐々に体調が悪化していきます。
そして泥酔の段階までアルコールを摂取してしまうと意識もハッキリしない・まともに立つことができなくなり、最後には昏睡状態になってしまうのです。
急性アルコール中毒にならないために!
急性アルコール中毒にならないためにもまず第一に一気飲みは絶対に止めましょう!
次におなかがすいているとき状態だとアルコールは早く吸収しやすくなっています。そのため、すきっ腹でお酒を飲む行為は避けたほうが無難だと思います。
また、アルコールの代謝は年齢や体重・性別など人によって違います。このことからもお酒を飲む場合には自分の体調や周りにも注意をしながらアルハラにならないよう皆で楽しめる程度の量までにすると良いでしょう。
【ちなみに:アルコール・ハラスメント(アルハラ)って?】
アルコール・ハラスメントとは近年問題として挙げられる、お酒の一気飲みや早飲み競争などを強要させるなどの行為のことを指します。
ほかにも意図的に相手を酔い潰そうとしたり下戸などのお酒が飲めない人に対して配慮がない行動をするなどもアルハラと言われおり、迷惑行為のひとつとして知られるようになりました。
まとめ
お酒に強い・弱いなど人によって飲める量が違っています。そこからも自分だけでなく相手の身体にも配慮して楽しい飲み会をしたいですね。
このことからもちゃんと自分が飲めるお酒の量を把握しているのが一番ですが、そのためにお酒を飲みすぎるのは本末転倒になってしまいます。
楽しい飲み会でもそのあたりをしっかり管理しておきたいと強く思う、くー。なのでした。
画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]