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連休だと避けられない?!高速渋滞・起きる理由と回避する方法

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【2017.11.30に『ちょっと番外①シートベルト未着用警報装置の義務化』更新しました】

 

こんにちはー、くー。です(`・ω・´) 

連休シーズンになると皆さん帰省や旅行のために新幹線や高速道路を利用しますよね。

そしてそこでお約束といってもいいほど毎回Uターンラッシュが起きますが、その中でも渋滞に苦労したという人は多いでしょう。

今回はそんなUターンラッシュなどで見られる高速渋滞についてのニュースを見つけたのでそれについてお話ししたいと思います。

 

 

連休シーズンは避けられない?高速渋滞が起きている理由とは

 

連休、長い休みを利用して里帰りで都心部から田舎に帰る。そういう人が多いこともあり、自然と普段より長距離移動をする人数は増大しています。

そのため連休時には帰省ラッシュとUターンラッシュは必ずと言っていいほど発生してますね。

ニュースでは渋滞の定義や発生する理由について書かれており、ちょっと意外かもしれない渋滞の理由についても紹介されていました。

【あらためて:渋滞の定義について】

実は渋滞は道路管理者や交通管理者によって定義が違うため調べてみると渋滞だと判定する速度がまちまちだということが分かりました。

ちなみに冒頭で取り上げたニュース記事では「時速40km以下での低速走行、あるいは停止発信を繰り返す車列が1km&15分以上継続した状態のこと」と書かれています。

どちらにしても一般的に渋滞と言われてイメージされる「車が全然動かなくて数珠みたいに連なっている」という状態だけではなく、実際にはそれ以外も当てはまるということが分かりますね。

 

渋滞のパターンについて

 

渋滞は自然渋滞・工事渋滞・事故渋滞の3つのパターンに分類することができ、今回はこの中で自然渋滞についてをピックアップしようと思います。

・自然渋滞(交通集中渋滞)

車が道路に集中してしまい、そこの道路の交通容量に対して交通量がオーバーしてしまうと発生する渋滞のことを自然渋滞と言います。

今回のテーマである帰省ラッシュやUターンラッシュに特に関わる渋滞のパターンはこれですね。

・工事渋滞

道路の工事によって車線が規制状態のため通常時より道が通りにくくなっているために発生する渋滞のことを工事渋滞と言います。

・事故渋滞

道路上で突発的に起きた交通事故によって起きてしまう予測できない渋滞のことを事故渋滞と言います。

ほかにも積雪や台風といった気象による影響で起きる渋滞もこの事故渋滞に分類されるとのこと。

 

渋滞の中で自然渋滞が発生しやすい理由

 

・ザグでのブレーキ

『ザグ』とは道路の下り坂から上り坂に差し掛かるところのことで、運転者が気付かないうちに速度が低下してしまうことがある場所として知られています。

速度が低下してしまうということはイコール自然と後ろからくる車との車間距離が縮まってしまうため後続車両はブレーキをかけてまた車間距離を空けようとしてしまう。

この行動が次々を起こることで渋滞が発生しやすくなっているというわけなのです。

 

・トンネルの入り口付近の問題

トンネルは山間部を通る高速の場合、いくつか通ることになる場所です。そんなトンネルの入り口付近は暗く狭いこともあって圧迫感があり、なかには一時的に速度を下げようとブレーキを踏む運転者が出てきます。

このようにザグでの話と同じでトンネル入り口付近では車間距離が縮まることがあり、後続車両は次々とブレーキを踏んで渋滞が発生してしまうことがあるということなんですね。

 

・インターチェンジでの合流部分

インターチェンジは一般道やパーキング・サービスエリアなどから高速の本線に合流するときにある部分ですが、これまで本線で走っていた車の量がインターチェンジから合流しようとする車によって増えるので一時的に交通容量がオーバーしてしまい渋滞が発生することがあります。

出典参考:渋滞原因解説 - 渋滞とは?|NEXCO西日本

 

高速渋滞を回避するためには事前に渋滞予測をチェック

 

連休になると毎回起きる高速渋滞ですが、もちろんできるだけその渋滞に巻き込まれないよう回避する方法もあります。

その回避する方法とはまず旅行計画の時点で過去にいつ何時くらいに渋滞が発生していたのかなど事前に渋滞情報をチェックしておくということ。おおよそですが去年あった同時期の連休での渋滞情報を参考にすると渋滞を回避することが可能です。

また、渋滞予測を見ることができるアプリもいくつかあるため、これらの情報を事前に確認したうえで渋滞になるであろう日時を避けて旅行計画を立てるのが個人的にはおススメですね。

 

ちょっと番外①シートベルト未着用警報装置の義務化

 

シートベルト着用の義務化がされたもののシートベルト未着用による大きい事故はまだ残っています。

このニュースでは国土交通省が自動車メーカーに対して、後部座席のシートベルト未着用の場合ランプとブザーで警告する装置の設置の義務づけを決めたと書かれていました。

 

後部座席で亡くなった人の7割はシートベルト未着用

 

シートベルト着用の義務化は車の事故による死亡事故などを減らすためですが、義務化されてしばらく経過した現在でもシートベルト未着用による死亡者が多いことが警察庁から報告されています。

その内容としては去年1年間で発生した車の事故の中で後部座席で亡くなった人の7割はシートベルトが未着用だったというものがあり、このような現状を考えて今回の決定がなされたのかもしれませんね。

ちなみに、助手席に対しても警報装置の設置の義務付けもする方針もあるようで、今後全座席に対してシートベルト着用を徹底する考えがあるという内容も書かれており、警告装置設置の義務付けによってこれからの車には当たり前の装備になっていくみたいですね。

 

 

ちょっと番外②道路渋滞情報で聞く『上りと下り』

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連休の始めや終わりが近づくと『〇〇高速上り方面〇〇km渋滞』なんてニュースを聞いたことや見たことがあるかと思います。ここで登場する上り(のぼり)と下り(くだり)ですが、どうしてそんな呼ばれ方をしているのかご存知でしょうか?

 

電車や高速で聞く『上りと下り』とは?

 

むかしから首都が中心であるという考え方が根付いており、この考え方から首都に向かうことを上り、首都から外に出て行くことを下りというようになったとのこと。なので現在では東京に向かう方を上り、東京から地方に向かう方を下りと呼ぶようになっているとのことでした。

また、明治維新後に江戸城が皇居になったこともこの上りと下りは関わりがあるよう明治維新の前は皇室の方々は京都御所にいらして、この頃までは京都を中心として上りと下りが決まっていたのですが、それが大政奉還などの明治維新によって江戸城が現在の皇居となり、今では東京を中心として上り下りと呼ばれるようになったとか。

そんな上りと下りにつながる言葉もあり、田舎から都会出てきた人を『おのぼりさん』や価値について表現する『くだらない』といったように上りと下りは生活の中で息づいていることが分かります。

 

まとめ

 

渋滞は連休の時期にどうしても起きてしまう交通量の増加によって起きるだけではなく、人間の無意識の問題にも関わっていることが分かりました。

無意識となるとなかなか改善が難しいと思いますが、これまでの渋滞情報や今後の渋滞予想などを調べるなどの下準備をしっかりしないといけないなと感じた、くー。なのでした。

 

画像提供元フリー写真素材ぱくたそ

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